【婚約指輪・結婚指輪の素材】金の純度はどう選ぶ?K18とK10の違いを徹底解説

今から婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)選びをする方には、「金」素材の指輪を選びたいという方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、金の純度はどれが希望?と聞かれると、即答できない方もいると思います。

K18」「K10」「K14」それぞれどう違うのか、知りたいと思いませんか?

 

今回の記事では、あなたに最適な金の純度を選べるように、プロの視点から

 

  • 婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)に使用される金の純度の違い
  • 希望別に、おすすめな金の純度

をすべてお伝えします。ぜひ参考にしてくださいね!

 

金の純度の基本を解説

自分に合った金の素材を選ぶために、まず金の純度の基礎知識を知っておきましょう。

よく聞かれる、割金(わりがね)などについてもよくわかりますよ!

 

金は純度100%だと傷がつきやすく変形しやすい

実は、純度100%の金はやわらかすぎて、変形しやすく、傷がつきやすいという特徴があります。

純金が婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)・アクセサリーに向かない理由はここにあります。

 

 

そのため他の金属(銀・銅など)を混ぜて硬くする

そういった事情によって、金に他の金属(割金といいます)を混ぜて硬度を上げるわけです。

割金には

  • パラジウム

といった素材が使われます。どちらの素材を使うかはブランドによって異なります。

 

ちなみに、割金の配合によって色味を変えることもできます。例えば銅の割合を多くすればピンクゴールドになります。

どの素材を割金に使っているのか、公表していないブランドもあります。

 

金の純度は24分率で表現する

金の純度を表す方法は「24分率」です。たとえば、金の含有量が75%の場合「K18」と表現します。

 

含有量100%を24分割して計算するため、

24×0.7518

となるわけですね。

 

婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)では主にK18が使われる

婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)など、ブライダルジュエリーで一般的に使われる金の純度は「K18」です。

 

ブランド(デザイン)によって、純度が選べるブランドと選べないブランドがあります。

また次いでポピュラーなのが「K10」です。

 

K18の方がより多くの金を含んでいて、以下のようになっています。

 

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K1818金):全体の75%が金

K1010金):全体の約42%が金

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自分に合った金の純度を選ぶ!ポイントを解説

 ここまで、金の純度の基本をお伝えしました。

「自分は婚約指輪(エンゲージメントリング)や結婚指輪(マリッジリング)にどの純度を選んだらいいの?」と悩んでいる方も多いと思います。

 

最後に、金の純度の選び方のおすすめをお伝えします。

 

正直なところ、婚約指輪(エンゲージメントリング)や結婚指輪(マリッジリング)には絶対的にこの純度がいい、というものはありません。

  • 品質重視
  • 価格重視

などによって、最適な純度が異なるためです。

 

ただ、私たちとしては「K18」ついで「K10」を選ぶことをおすすめします。

 

それでは理由も含めてお伝えしていきますね!

 

 

品質で選ぶなら:K1818金)がおすすめ

一生に一度の婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)だからこそ、金の含有量が多く、価値の高いK18がおすすめです。

上でお話ししたとおり、金の含有量が高くても、純金ではやわらかすぎて婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)として日常身に着けるにはあまり向きません。

 

見た目も美しく、あたたかな色味が18金の魅力です!

これらの理由から、日本でもっとも婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)に人気が高い金の純度がK18といえます。

 

 

価格重視の場合:K18以外にK10もおすすめ

ちなみにあなたが価格を重視する場合は、K18以外にK10も選択肢に入ってくるでしょう。

 

金の純度が上がれば価格も上がる

当然、金の純度が上がるほど、婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)の価格も上がる傾向にあります。

もし、K18の婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)で価格が高い!と思うようなら、K10の素材も視野に入れて選んでみましょう。

 

高級感や輝きでいえば、K18にもひけをとりません。

リーズナブルな金素材として、日本でも人気が高まっています!

 

割金の割合が高くなる(純度が下がる)ほど強度が上がる

上記2つほど、影響が大きくない選び方ですが、婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)に使用される割金の配合割合が高くなる(純度が下がる)ほど

強度が上がります。

 

たとえば特別な事情があって

  • 指輪をしたまま力仕事などをする
  • 指先に負荷がかかることが多い
  • 指輪に負担がかかることが心配

という方は、金の純度を下げた(割金の分量を上げた)K10を検討してみるのも良いでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回の記事では、婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)の金の純度の基本と、自分に合った純度を選ぶための知識をすべてお伝えしました。

再度お伝えすると、金の純度を選ぶ際にはどの純度が間違いない、ということはありません。

 

しかし、品質・価格などのバランスから

  • K18
  • K10

を検討するのがおすすめです。ぜひ、婚約指輪(エンゲージメントリング)・結婚指輪(マリッジリング)選びの参考にしてください!