結婚の証として、いまでは当たり前のようにつけられている結婚指輪(マリッジリング)。
しかし、そのルーツは何なの?いつから始まったの?と疑問な方はきっと多いですよね。
実を言うと結婚指輪(マリッジリング)のルーツは、古代ギリシャまでさかのぼります!
今回の記事では、結婚指輪(マリッジリング)の由来と、どんな意味が込められているのか徹底解説します!
この意味を知ることで、おふたりの結婚指輪(マリッジリング)がもっと大切に想えるようになりますので、ぜひご覧くださいね!
「指輪」のルーツは古代エジプトまでさかのぼる
結婚指輪(マリッジリング)としてのルーツは、厳密には「指輪」がいつできたのかまでさかのぼります。
指輪が誕生したのは古代エジプトで、金・貝殻・石などが指輪として指にはめられていました。
身に着けるのは男性で、戦いの際の武器として使われていたそうです!この頃は「異性に贈るもの」としては扱われていなかったんですね。
「異性に贈る愛の形」として用いたのは古代ギリシャから
指輪が、異性への愛の形として考えられるようになったのは、古代ギリシャからです。
想いを寄せる女性に指輪を贈る習慣が、いまの結婚指輪(マリッジリング)のルーツになりました。
- 愛の言葉を指輪に刻んで贈る
- 丸い形が「永遠に途切れることのない愛情」を意味する
などから、結婚指輪(マリッジリング)の由来は古代ギリシャから、と言われています。
ちなみに、その頃の指輪は「鉄」が主な素材とされていたそうです。鉄は「愛の強さ」を象徴するものとして考えられていたんですね!
そのため他の金属(パラジウム・ルテニウムなど)を混ぜて硬くする
そういった事情から、プラチナに他の金属(割金といいます)を混ぜて硬度を上げるわけです。
割金には
- パラジウム
- ルテニウム
といった素材が使われます。どちらの素材を使うかはブランドによって変わってきます。
「結婚指輪(マリッジリング)」という習慣が生まれたのは9世紀のローマ
「左手の薬指に結婚指輪(マリッジリング)をつける」という、いまの結婚指輪(マリッジリング)と同様の習慣が生まれたのは、9世紀のローマになってからです。
13世紀になると、ヨーロッパの各地で結婚指輪(マリッジリング)を交換する風習が一般的となりました。
贈られた指輪をはめることは、愛情をつらぬくという「誓い」を意味したわけです!
「結婚指輪(マリッジリング)」が日本に伝わったのは戦後になってから
結婚指輪(マリッジリング)の習慣が日本に広まったのは、実は戦後になってからなんです。
いまのような洋式の結婚式は戦前には当然行われておらず、自宅で行う「家婚式」が主流でした。
ですが戦後、西洋文化が日本に急速に広まって、洋式の結婚式スタイルとともに結婚指輪(マリッジリング)が浸透していきました。
19世紀には金の指輪、20世紀にはプラチナ(白金)の結婚指輪(マリッジリング)が国内で作られるようになったんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では「結婚指輪(マリッジリング)」の由来とこめられた意味をお伝えしました。
結婚指輪(マリッジリング)は国境を越えて、変わらない愛情・夫婦の証として受け継がれてきたものです。
ぜひ、おふたりの想いを込める大切な指輪に出会うために、本サイトの記事を参考にしてくださいね!