突然ですが、婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入方法にはいくつか種類があります。
婚約指輪(エンゲージメントリング)を購入しようと思ったものの、どうやって選べばいいの?と悩んでいる方はいませんか?
婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入には
- 既製品
- セミオーダー
- フルオーダー
という3つの方法が存在します。
それぞれで特徴やメリットも異なりますので、違いを詳しく知って、おふたりにとってベストな婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入方法を選択することが大切です!
今回の記事では、婚約指輪(エンゲージメントリング)の3つの購入方法と特徴をどこよりもわかりやすくお話しします。
読み終わった際には、自分に適した購入方法と、どのお店に足を運ぶべきかもわかるようになりますよ。
ぜひ参考にしてくださいね!
婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入方法には3つの種類がある!
冒頭でお話ししたとおり、婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入方法は以下の3つがあります。
気になるところから読み始めていただくこともできますよ。
- 既製品
- セミオーダー
- フルオーダー
既製品:お店に製品として置いてある婚約指輪(エンゲージメントリング)を購入する方法
既製品とは、その名のとおり、すでに製品として出来上がっている婚約指輪(エンゲージメントリング)を購入する方法です。
メリットとしては
- 即日受け渡しが可能のため、今すぐに婚約指輪(エンゲージメントリング)が欲しい方におすすめ
- セミオーダーやフルオーダーと違い、実物の婚約指輪(エンゲージメントリング)を見て購入できる安心感
- サプライズプロポーズの場合、男性がその日に出会ったご縁のある婚約指輪(エンゲージメントリング)を贈ることができる
というポイントがあります。
しかし注意点として「婚約指輪(エンゲージメントリング)のデザイン、価格、サイズなどが限定的になってくる」ということがあります。
特にサイズは、平均9号~12号までの婚約指輪(エンゲージメントリング)になります。
おおよそのサイズが分かれば、既製品の婚約指輪(エンゲージメントリング)でも、その後サイズを合わせることができるものが多いです。
しかし既製品の婚約指輪(エンゲージメントリング)を購入し、サイズ直しや刻印入れをする場合は約1ヶ月必要です。
両家の顔合わせ・ご挨拶などで婚約指輪(エンゲージメントリング)を着けたい場合は、日程の確認を必ず行いましょう!
セミオーダー:婚約指輪(エンゲージメントリング)のパーツごとに、好みを選んで組み合わせる方法
セミオーダーとは、婚約指輪(エンゲージメントリング)をいくつかのパーツとして考えて、好みのデザインや宝石を選び、組み合わせる方法です。
既製品の婚約指輪(エンゲージメントリング)に比べて、さまざまなオリジナリティを出すことができます!
ちなみに、婚約指輪(エンゲージメントリング)のセンターのダイヤモンド以外のデザイン部分を、「リング枠(りんぐわく)」と呼びます。
セミオーダーの婚約指輪(エンゲージメントリング)では、既製のリング枠のデザインと好みのダイヤモンドをそれぞれ選び、組み合わせます。
セミオーダーのメリットは
- 婚約指輪(エンゲージメントリング)のデザインを見たり試着しながら選べるため、自分の好みや似合うものを選びやすい
- 婚約指輪(エンゲージメントリング)のデザインベースは事前に見ることが出来るため、フルオーダーよりも完成品のイメージがしやすい
という点です。
注意点としては、納期です。
婚約指輪(エンゲージメントリング)のリング枠のデザインと、ダイヤモンドが決まってからの作成スタートとなるため、納期は約1ヶ月半~2ヶ月ほどかかります。
セミオーダーの婚約指輪(エンゲージメントリング)でできる組み合わせ
セミオーダーの婚約指輪(エンゲージメントリング)では、おおまかに3種類の組み合わせが可能です。
それぞれの組み合わせを詳しくみていきましょう!
(1)リング枠の素材(金属の色)を変える
まず、婚約指輪(エンゲージメントリング)のリング枠の素材を変える方法です。
リング枠のデザインは、店頭に置いてあるものはプラチナや、シルバー製品のサンプル等、ホワイト系であることが多いです。
※ブランドコンセプトとしてゴールドをメインにしているブランドは逆になります。
中には、女性がゴールドの婚約指輪(エンゲージメントリング)が良いとおっしゃっている場合もあるかもしれません。
その場合でも、婚約指輪(エンゲージメントリング)のリング枠の細さや、脇石(メレダイヤモンド)の付き方・個数はそのままに、素材(金属の色)を
- プラチナからイエローゴールド(黄色の金)(あるいはその逆)
- プラチナからピンクゴールド(ピンク系、赤味のある金)(あるいはその逆)
に変更することができます。
中にはダイヤモンドを支える台座(爪)の部分だけゴールドにする、というような細かいアレンジができるリング枠のデザインもあるんですよ。
(2)センターストーンのダイヤモンドを変更する
そして、婚約指輪(エンゲージメントリング)のセンターストーンのダイヤモンド(宝石)を変更する方法です。
ダイヤモンドも4C(※ダイヤモンドの評価基準・グレード基準です)に基づいて一から選べるため、予算内で最も良いものを選べます。
たとえば、店頭に置いてある婚約指輪(エンゲージメントリング)のサンプルリング枠より、少しだけダイヤモンドを大きくしたい、もしくは小さくしたいなど、お好みに合わせて選ぶことができます。
4Cの中でこのグレードにしたい、というこだわりがある方は、比較的選びやすいセミオーダーの婚約指輪(エンゲージメントリング)がおすすめです。
(例)Dカラーを贈りたい、クラリティはVVSクラスが良い、等
ただいつでもご希望のグレードがあるとは限らないため要注意です。
センターストーンのアレンジを活用することで、
- デザイン選びは女性のお好み
- センターのダイヤモンド選びは贈る男性が選んで
というように、二人の共同作業で婚約指輪(エンゲージメントリング)ができあがりますよ。
(3)脇石の種類を変更する
セミオーダーが可能な婚約指輪(エンゲージメントリング)のリング枠には、センターのダイヤモンド以外にも、隣に
- 小さなダイヤモンド(メレダイヤモンド)
- その他宝石
が着いているデザインがあります。
このように、センターダイヤ以外でリング枠に付いている石を脇石(わきいし)と呼び、脇石の種類を変更できるデザインもあります。
事例としては、
- 元々脇石がホワイトのダイヤモンドのリング枠だったが、ピンクダイヤモンドへ変更してフェミニンで可愛らしく
- ピンクダイヤモンドの脇石を、ピンクサファイヤに変更してお値段を少し抑えめに
といったアレンジが可能です!
後者の補足をしておくと、ピンクダイヤモンドは希少石なので価格が高いためですね。
フルオーダー:一から描き起こしたデザインで作るオリジナルの婚約指輪
フルオーダーは、もっともこだわり派のおふたりにおすすめです。
一からデザイナーが描き起こしたデザインと、好みのダイヤモンドを組み合わせて婚約指輪(エンゲージメントリング)を購入する選び方です。
デザイナーが好みを聞きながらデザインしてくれるため、完全オリジナルの婚約指輪(エンゲージメントリング)ができます。
おすすめする方としては
- みんなと絶対にデザインがかぶりたくない!という方
- こんなデザインのものが絶対に欲しい!というはっきりとしたイメージがある方
があたります。
フルオーダーの注意点は3つです。
- 婚約指輪(エンゲージメントリング)のデザイン起こしから始まるため、既製品やセミオーダーに比べて完成までかなり時間がかかる
- オプションが付いていくため、希望を全部叶えようとすると、当初予算よりも高くなりがち
- 完全オリジナルという反面、出来上がるまでイメージがしにくい
出来上がってくるまでイメージがしにくい点では、デザインだけでなく、試着が出来ないため婚約指輪(エンゲージメントリング)の着け心地などがわからないということもあります。
しかし、完全オリジナルのおふたりだけの婚約指輪(エンゲージメントリング)が出来上がるというのは、楽しみともいえますね。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入方法、既製品、セミオーダー、フルオーダーの特徴とメリット・注意点についてお伝えしました。
おすすめするタイプに自分たちが当てはまるか、メリットを魅力的に感じるかで、婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入をどの方法にするか選ぶのがおすすめです。
婚約指輪(エンゲージメントリング)の購入方法が決まったら、該当するお店を選ぶ段階です。
既製品やセミオーダーの婚約指輪(エンゲージメントリング)は大型セレクトショップなら揃っていることが多いです。
納期や価格などは婚約指輪(エンゲージメントリング)のデザイン・オーダー方法で異なることが多いので、スタッフに確認するようにしましょう!