結婚指輪(マリッジリング)にダイヤモンドを入れるかどうか…
いざ結婚指輪(マリッジリング)を選ぶ際に多くの方が悩むポイントのひとつですよね。
普段からダイヤモンドのついた指輪をして生活しているという方は少なく、不安に思う方が多いようです。
今回はダイヤモンドが入った結婚指輪(マリッジリング)と入っていない結婚指輪(マリッジリング)のそれぞれのメリットと、何十年経っても「よかった」と思えるための選び方をご紹介します。
またどんなデザインがあり、それぞれのデザインやダイヤモンドのつき方でどのような印象になるのかも合わせてご紹介するので、結婚指輪(マリッジリング)選びのご参考にしてくださいね!
【ダイヤモンド有のメリット】
・キラキラしたものに惹かれる女性の本能を満たす。
・歳を重ねるにつれて華やかなものを好む女性が多く、入れておいて良かったと思える。
・女子会や結婚式のお招ばれなど華やかな場でもワンランク上の装いに仕上がる。
・キラキラとした輝きにパワーをもらえる。
・結婚指輪(マリッジリング)の形はシンプルでもダイヤモンドの配置で人と差別化できる。
【ダイヤモンド無のメリット】
・趣味や仕事柄手作業が多い場合、ダイヤを気にすること無く作業できる。
・目立ち過ぎず指に馴染む。
・衣類などの引っかかりを気にせずにいられる。
・華やかな指輪との重ね付けもバランス良く楽しめる。
ダイヤモンドありのデザインでも、全周ダイヤモンドが入ったもの以外ならダイヤモンドを手のひら側に向けて隠せば人目が気になる場でも安心ですね。
そもそもメレダイヤモンドとは?
結婚指輪(マリッジリング)に使用されるダイヤモンドのほとんどがメレダイヤモンドと呼ばれるものです。しかし、メレダイヤモンドという名称を聞きなれない方も多いのではないでしょうか?
メレダイヤモンドとはフランス語で『小粒石』という意味で、0.1ct以下の小粒のダイヤモンドのことです。
婚約指輪(エンゲージメントリング)のセンターストーンに使われるようなもの以外のダイヤモンドは基本的にメレダイヤモンドです。
婚約指輪(エンゲージメントリング)のセンターストーンはカラット・カラー・クラリティ・カット(4C)を選べることが多い一方、結婚指輪(マリッジリング)のメレダイヤは多少のカラット数は選べてもほとんどが選べない場合が多いです。基本的にブランドが決めたクオリティのメレダイヤがセッティングされます。
メレダイヤモンドの種類
ひとくちにメレダイヤモンドといっても、ブランドによって品質の高さはさまざま。結婚指輪(マリッジリング)のメレダイヤの品質にこだわっているブランドも多くあります。ここでメレダイヤの種類をいくつかご紹介します。
(1)ハートアンドキューピット(H&C)
H&Cとは4Cのうちのカットの評価基準のひとつです。名前の由来はルーペでのぞくと矢とハートの模様が見えることから。
ハートを射抜くキューピッドの矢というロマンチックさと縁起の良さが結婚指輪(マリッジリング)にもぴったりですね。
また全体のパランスと対称性に優れたカットを施されたメレダイヤモンドなので、より美しい輝きをお楽しみいただけます。
(2)グレードつきメレダイヤモンド
婚約指輪(エンゲージメントリング)のセンターストーンのように、カラーやクラリティのグレードがついているメレダイヤモンドにこだわるブランドもあります。
婚約指輪(エンゲージメントリング)のセンターストーンにも使える程の品質のため、グレードによってはかなり美しい輝きがあります。
ただし必ずしも鑑定書がついてくるわけでないため、グレード付きのメレダイヤモンドを使用しているブランドでグレードがわからない場合は直接スタッフに聞いてみてください。
(3)メレダイヤのセッティングが高倍率
通常、結婚指輪のメレダイヤモンドは10倍程度のルーペで見たうえで指輪にセッティングされます。
その倍率が高くなるほどメレダイヤモンド同士の大きさや輝きの統一性や間隔、バランスが優れ、より美しいデザインに仕上がります。
(4)メレダイヤモンドがカラーダイヤやカラーストーン
結婚指輪のメレダイヤモンドといえばホワイトダイヤが一般的ですが、次いでピンクダイヤも人気が高いです。
そのほかにもブラックダイヤ、ブルーダイヤ、ピンクサファイア、ブルーサファイアは多くのブランドで用意されており、誕生石を結婚指輪の表面にアレンジできるブランドもあります。
店頭に並んでいる指輪はほとんどホワイトダイヤでも、セミオーダーにしてアレンジすれば色を変えられることもあるので、お気軽にスタッフに聞いてみてください。
メレダイヤモンドのデザインをご紹介♪
メレダイヤモンドのセッティングはブランドごとにこだわりが凝縮されているポイント。多種多様なデザインがありますが、その中でもいくつか種類に分けてご紹介します。
(1)1石タイプ
王道デザインで結婚指輪らしいのがこちらの1石タイプ。シンプルなためダイヤモンドの大きさで印象がガラリと変わります。
さり気なくダイヤモンドを楽しみたいなら小さめ、石の魅力を楽しみたいなら大きめのダイヤモンドがおすすめです。
(2)3石タイプ
1石だと物足りないけど、あまり多いと気になるという方にもちょうどいいデザイン。1石メレダイヤモンドの王道シンプルな印象よりもかわいらしい印象になるのが特徴です。
3石のセッティングはセンターの1石を挟んで左右対称に石が並ぶので落ち着くと好評なデザインです。
また3は吉数という所からも縁起が良いんですよ。
(3)5石タイプ
ダイヤモンドの大きさにもよりますが、華やかな印象になるのがこちらの5石タイプ。ハーフエタニティと比べるとダイヤが少ないので、少しだけ華やかにつけて楽しみたい人にはぴったり。
(4)斜めメレタイプ
メレダイヤモンドをリングに対して斜めにセッティングされているデザインで、手の筋のラインに綺麗に沿い馴染みやすいのが特徴です。
さりげなくダイヤのついたデザインが好きなら斜めメレタイプがおすすめです。
(5)フルエタニティ・ハーフエタニティ
リング一周メレダイヤが入ったリングを「フルエタニティ」、半周メレダイヤが入ったリングを「ハーフエタニティ」と呼びます。
ゴージャス感満点なので、ダイヤモンドが好きな人や華やかな仕事をしている方、パーティの席でもおすすめです。
フルエタニティだとリングが回転しても気にせずにいられるのもメリットですね。一方でハーフエタニティならダイヤを手のひら側に向ければTPOでダイヤ無しのデザインとしても使い分けられるという良さがあります。
(6)サイドメレタイプ
リングの横(側面)部分にダイヤモンドがセッティングされたデザイン。メレダイヤモンドがさりげなく自分からも人からもキレイに見え、リングの横顔が美しいのが特徴です。両側面でなく、片側だけメレダイヤの入ったデザインもあります。
人とかぶりにくいデザインなのも嬉しいポイント。
メレダイヤモンドの無いデザインにはどんなものがあるの?
ストレート、V字、S字の3つが基本。各ブランドで趣向を凝らした様々なデザインの結婚指輪(マリッジリング)がありますが、基本的にはこの3つに分けられます。
(1)ストレート
王道シンプルで、結婚指輪らしさが出ます。試着した際にV字やウェーブデザインのようなリング湾曲したデザインだとなんとなくしっくりこないという方はストレートがおすすめです。
(2)V字
指が長く見えるのがメリット。V字のカーブが緩いと付け根に沿って手元に馴染み、カーブが急だとすっきりとした印象になります。カーブの仕方次第では個性的な印象になります。
(3)ウェーブ
指の付け根の動きと合うため、手に馴染んでつけられます。さりげなく、キレイに見えるデザイン。
(4)つや消し
リングのつやを消して光らないように加工したもの。手元に光り輝く結婚指輪(マリッジリング)だとどうも気がひけてしまうという方や、結婚指輪(マリッジリング)を目立たせたくない人におすすめです。
メレダイヤモンドが入ってつや消しのデザインもあります。
(5)個性派デザイン
ストレートデザインでもリング自体に動きを出して個性的な印象に仕上げたデザインもあります。
(6)メンズデザインもオーダーOK!
実は「女性はレディースのリングをつけなければいけない」という決まりはないんです。そのためダイヤ無しがご希望の女性はサイズさえ合えばメンズリングも候補に入れるとグンと選択肢が広がりますよ。
ブランドによってはレディースデザインのダイヤ有り、無しの両方のデザインを用意していることもあるので、お気軽にスタッフに聞いてみてください。
まとめ
結婚指輪(マリッジリング)を選ぶ際、ダイヤモンドを入れるかどうか迷ったら、まずはお店に行きたくさん並んでいる指輪を眺めてみてください。無意識にダイヤモンド入りのデザインが気になれば、本能的にダイヤモンドが好きな証。ダイヤ無しが本当に良い方はダイヤ無しのデザインしか目に入らないですよ!
お店ではレディースはダイヤ入りのデザインが並んでいることが多いですが、セミオーダーならダイヤ無しに変更することも可能です。ご希望であればスタッフに聞いてみてくださいね。
また実際につけてみると印象はその人の手・指によって変わってきます。プロのスタッフと相談しつつ最愛の結婚指輪(マリッジリング)を見つけてください!