結婚指輪の相場はいくら? 予算別で結婚指輪の特徴と注目点をご紹介します!

婚約指輪(エンゲージメントリング)の値段といえば、昔は給料の3カ月分なんていわれていました。

最近では1〜2カ月分ともいいます。給与額を婚約指輪(エンゲージメントリング)の相場の1つの目安にしていることもあるみたいですね。

 

それではもう1つの大切なブライダルリング、結婚指輪(マリッジリング)の相場はどのくらいなのでしょうか。

 

結婚指輪(マリッジリング)は、お安いものならペアで10万円以下、高価なものは数十万円にもなります。結婚指輪(マリッジリング)の選択肢はとても幅広いですよ。

 

「結婚指輪(マリッジリング)の値段の差はいったい何が違うの?」

「みんなどのくらいの予算で見積もっているのかな?」

 

そんな疑問にお答えするべく、結婚指輪(マリッジリング)の相場についてまとめてみました!

ぜひ参考にされて、お二人にとって最高の結婚指輪(マリッジリング)を手に入れてくださいね。

 

 

結婚指輪の平均相場は約24万円!

 

まずは、結婚指輪(マリッジリング)の平均相場をみてみましょう!

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2016調べ」によると、結婚指輪(マリッジリング)の購入金額の全国平均は、ペアで24.3万円です。

 

この中から上位の項目をピックアップすると、以下のようになります。

<結婚指輪の購入金額>

  • 「20~24万円」29.1%
  • 「15~29万円」14.6%
  • 「25~39万円」13.7%

 

こうしてみると「20〜25万円未満」を中心に、15〜30万円で結婚指輪(マリッジリング)を購入されたカップルが全体の半分を占めているということになりますね。

 

この傾向は、地域別にみてもそんなに変わりません。

ペアで20〜25万円程度が一般的な結婚指輪(マリッジリング)の平均相場ということですね。

 

一部地域の結婚指輪(マリッジリング)相場データも載せておくのでよかったら参考にしてください!

 

 

 

 

 

 

結婚指輪(マリッジリング)の値段の差は、素材と製法の違い

 

結婚指輪(マリッジリング)は、結納品としての意味もある記念品の婚約指輪(エンゲージメントリング)と違い、結婚の証として普段使いすることが前提のブライダルリングです。

 

普段の生活では、着けやすいジュエリーが一番!

 

ですから、結婚指輪(マリッジリング)には、大き過ぎる宝石をつけることはあまりないですし、婚約指輪(エンゲージメントリング)に比べてデザインも大人しめなんです。

 

完全なオーダーメイドの結婚指輪(マリッジリング)ならともかく、結婚指輪(マリッジリング)はデザインの違いで格段に値段が変化することはあまりありません。

 

それでは、結婚指輪(マリッジリング)の値段の差とはいったいなんでしょう。

 

それは一言でいうと「素材と製法の差」なんです。

 

より高価な貴金属と宝石をより多く使い、技術と時間が必要な製法で作る結婚指輪(マリッジリング)ほど、お値段が高くなっていきます。

 

  • 使っている貴金属の価値(銀<パラジウム<金<プラチナ)
  • 貴金属の品位(例:金の場合、K10<K14<K18<K22)
  • 結婚指輪(マリッジリング)の太さ(細い<太い)貴金属の使用量に関わる。
  • 宝石の有無。宝石の質と数で変化。
  • 製法の違い。型に貴金属を流し入れて作る鋳造(ちゅうぞう)製法の結婚指輪(マリッジリング)より、貴金属を叩いて鍛える鍛造(たんぞう)製法の結婚指輪(マリッジリング)のほうが高価。

 

結婚指輪(マリッジリング)の予算を決めるときは、結婚指輪(マリッジリング)の素材と製法に注目してみましょう!

 

 

高価な結婚指輪を選ぶメリットは「使い心地の良さ」

結婚指輪(マリッジリング)の値段の差は、素材と製法の違いだとご紹介しました。

 

では、結婚指輪(マリッジリング)の素材と製法が違うとなにが変わるのでしょうか。

 

それはズバリ! 結婚指輪(マリッジリング)としての「使い心地の良さ」です。

 

もちろんお金をかければ、結婚指輪(マリッジリング)のデザインの幅が広がります。

オーダーメイドで完全オリジナルデザインの結婚指輪(マリッジリング)だって注文できます。

 

でも、素材と製法の違いでもっとも変わるのは、結婚指輪(マリッジリング)としての耐久力と着け心地なんです。

 

前述したように、結婚指輪(マリッジリング)は普段使いが前提です。

結婚して着け始めたら、一生使い続けるもっとも身近なジュエリーになります。

 

だからこそ、結婚指輪(マリッジリング)はお二人の指に馴染み、ずっと身に着けていける耐久性が大切です。

 

そんな結婚指輪(マリッジリング)としての基本的な性能が「素材と製法」でまったく変わってきます。

 

  • 品位が高い金やプラチナは、銀や品位が低いものより変色しにくい。
  • 一定以上の量の貴金属を結婚指輪(マリッジリング)に使えば、しっかりした造りになって変形しにくくなる。
  • 結婚指輪(マリッジリング)の耐久性が高ければ、必要最低限のメンテナンスで済む。
  • 結婚指輪(マリッジリング)の製法と仕上げによって、着け心地がよく、ストレスなく身に着けられる。

 

どれも結婚指輪(マリッジリング)を長く普段使いするなら、気になってくる点ですよね。

それもすべて、結婚指輪(マリッジリング)の「素材と製法」で変わってきます。

 

つまり、長く使えば使うほど、お値段の差が分かる。それが結婚指輪(マリッジリング)の価格差なんです。

 

 

予算別、結婚指輪の注目点はココだ!

 

それでは、予算別でどのような点に注目して結婚指輪(マリッジリング)を選べばいいかまとめてみました。

ご予算に応じて参考にしてみてくださいね。

 

ペアで5万円:シンプルでプレーンな結婚指輪

  • 素材は主に金ならK10、もしくはシルバー925。
  • 品位が低い金は別金属を多く混ぜるため、変色・変質しやすい傾向にあります。
  • 合金に使われた別金属のために、人によってはアレルギーが出ることもあります。金属アレルギーがある人は要注意。事前にパッチテストをしておきましょう。
  • K18やプラチナに比べて柔軟性に劣るので、将来的にもしかしたら割れる可能性も。こまめなメンテナンスが必要です。
  • 結婚指輪(マリッジリング)のデザインはシンプルな甲丸リングが中心。

 

ペアで10万円:シンプルなデザインならK18やプラチナも選べる

  • 素材がK10なら、ほぼすべてのデザインの結婚指輪(マリッジリング)を選択できます。
  • シンプルで細身のデザインの結婚指輪(マリッジリング)なら、K18もしくはプラチナの結婚指輪(マリッジリング)も選択可能です。
  • K18やプラチナを選択した場合、男性用結婚指輪(マリッジリング)は金属使用量が多くなるため、10〜20%値段が上る可能性があります。

 

 

ペアで20万円:結婚指輪の素材も製造も幅広く選べる一番人気の予算枠

  • K18を使った鋳造(ちゅうぞう)製法の結婚指輪(マリッジリング)なら、ほぼすべてのデザインが選べます。
  • 結婚指輪(マリッジリング)の太さやセッティングする宝石の質・量が一般的なものなら、プラチナでも多くのデザインの結婚指輪(マリッジリング)が選択できます。
  • 条件次第ではエタニティリングや、鍛造(たんぞう)製法の結婚指輪(マリッジリング)も選べるので、お二人で相談の上で宝飾店のスタッフに相談してみましょう。

 

※エタニティリングについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

 「エタニティリングを婚約指輪や結婚指輪でおすすめする6つの理由!」

 

 「憧れのエタニティリング!意外と知らない特徴とタイプを魅力とともに徹底解説!」

 

 

ペアで30万円:ほぼすべての結婚指輪の選択肢がそろう、安心の予算枠

  • 鋳造製法の結婚指輪(マリッジリング)なら、素材もデザインもほぼ自由に選べます。
  • K18なら、鍛造製法の結婚指輪(マリッジリング)も可能です。
  • 結婚指輪(マリッジリング)の貴金属量を増したり、エレガントなデザインの結婚指輪(マリッジリング)やダイヤモンドがたくさん入ったデザインにしたり、かなり融通がききます。

 

 

ペアで40万円以上:こだわりのオリジナル結婚指輪もできる最高級品

  • 結婚指輪(マリッジリング)の素材、製法の選択はもちろん、海外のナショナルブランドやオーダーメイドの一点ものなど、こだわり抜いた条件で結婚指輪(マリッジリング)を選べます。
  • あまりに特殊なデザインの結婚指輪(マリッジリング)だと、将来メンテナンスやサイズ直しが難しくなる場合があります。結婚指輪(マリッジリング)を作る時にスタッフに相談しましょう。

 

 

このように、予算別の結婚指輪(マリッジリング)特徴を見てみると、ペアで20万円クラスの結婚指輪(マリッジリング)なら素材も製法も幅広く選択できるようになるのが分かります。

結婚指輪(マリッジリング)の全国平均が24.3万円なのも、選択肢と予算のバランスが一番取れているからなんですね!

 

 

結婚指輪は試着してみないと分からないことがある!

 

このように、結婚指輪(マリッジリング)は予算が大きくなるほど素材や製法、デザインも選べるようになります。

 

ですが、なにより大切なのは結婚指輪(マリッジリング)の「使い心地・使いやすさ」です。

 

これは値段で決まるわけではありません。実際に結婚指輪(マリッジリング)を着けてみないと、結婚指輪(マリッジリング)の本当の着け心地があうかどうかは分からないですよね?

どんなにお金をかけてこだわって結婚指輪(マリッジリング)を作っても、結婚指輪(マリッジリング)を身に着けた時に「なんか違う!」と感じてしまったたら、また作り直しになってしまいます。

 

ですから、お二人で結婚指輪(マリッジリング)のある程度の要望と予算を決めたら、宝飾店に足を運んで実際に結婚指輪(マリッジリング)を試着してみてください。

 

おすすめなのは婚約指輪(エンゲージメントリング)や結婚指輪(マリッジリング)の大型セレクトショップです。

一店舗にさまざまなブランドや、いろいろな特徴を持った結婚指輪(マリッジリング)がそろっていますから、何店もハシゴせずに結婚指輪(マリッジリング)比較できますよ。

 

スタッフも結婚指輪(マリッジリング)のプロですから、事前に決めた要望と予算を告げて、相談しましょう!

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

まとめてみると、結婚指輪(マリッジリング)の相場は約24万円です。

 

もちろん高い予算になればなるほど、選択肢が多くなり、結婚指輪(マリッジリング)の品質も良くなります。

 

ですが、結婚指輪(マリッジリング)にとってもっとも大切なことは、自分の指に馴染み、耐久性があって、メンテンナンスも少なくて済むもの。

 

つまり、一生涯、身に着けることができる「使い心地の良さ」です。

 

平均相場を参考にするのも大切ですが、実際の結婚指輪(マリッジリング)のデザインや着け心地の良さを確認するためにも、まずは婚約指輪(エンゲージメントリング)や結婚指輪(マリッジリング)の大型セレクトショップを訪ねて、実物を見たり試着してみましょう。

 

大まかな予算と要望を告げれば、お店のスタッフがその内容にあった結婚指輪(マリッジリング)の見本を提案してくれるはず!

 

お二人で結婚指輪(マリッジリング)のデザインと感触を楽しみながら、スタッフとよく相談してみてくださいね。

 

お二人にとって最高の結婚指輪(マリッジリング)が、きっと見つかりますよ!